2024年8月2日
「LGBTQの働き方をケアする本」、発売から1週間を過ぎ、お読み頂いた方々から続々と感想をお寄せいただいています。本当にありがとうございます。
本書では、「当事者に対して何を言ってはいけないか」「伝えるべきことを、どのように伝えるか」という具体的なノウハウを書いています。実際にそれを知ることで、知らないうちにハラスメントをしてしまうリスクを大幅に減じることができます。
しかし当事者の一人として、「何を言うか、言わないか以上にもっと大切なことがある」ということが、本書で私が最も伝えたかったことです。
またこの本は、私たちLGBTQが「わかってもらう」ための本ではありません。
LGBTQの方々も含めて、あらゆる多様な属性や事情を抱えて働く人たちと、周囲の方々が「わかりあい」、皆んながいい仕事をしていくことの一助になることを目指して書きました。
読者の皆様からのご感想を拝見していると、私の意図を汲みとってくださった方が多いようで、とても有り難く、また励みになっています。必要としている方に届けていけるよう、これからしっかり頑張りたいと思います。